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■特効薬を製薬会社が頑なに“隠す”理由 「開発中の新薬が売れなくなる」④
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-デイリー新潮- 2021年3月21日記事
『特効薬「イベルメクチン」を製薬会社が頑なに“隠す”理由 「開発中の新薬が売れなくなる」』
https://news.yahoo.co.jp/articles/60bae15567c580f24d31b05c3540b818f41245f0 >
高価な新薬を売りたい製薬会社
しかし、カモスタットは臨床試験の結果が4月にも出そうだが、イベルメクチンは時間がかかる。ひとえにメルクが消極的だからだが、その理由を、さる製薬会社の関係者は大村博士の話を補うように、こう読む。
「メルクはワクチンの開発に失敗したのち、新治療薬候補モルヌピラビルの治験を進めています。イベルメクチンは1錠671円なのに対し、新薬は1錠数万円で売れますから、そちらを推したい気持ちはあるでしょう。レムデシビルも1人分が24万円です。廉価なイベルメクチンが有効だとわかってしまえば、新薬は不要になって、すでに投入した開発費なども回収できなくなりますから」
また、大手製薬会社の幹部社員も言う。
「たとえば糖尿病にも、昔作られたピオグリタゾンという、安くて効く薬があるのですが、製薬会社は最近作られたSGLT-2阻害薬やGLP-1受容体作動薬を売りたい。昔のものはあまり宣伝しません」
「製薬会社や国がやることを一生懸命やっている」
コロナ禍は製薬会社には千載一遇のビジネスチャンスだろう。だが、そのために患者の治癒が二の次になるなら、本末転倒も甚だしい。再び大村博士が言う。
「北里大学は、本来、製薬会社や国がやることを一生懸命やっている。イベルメクチンで成功しても、北里には儲けなどなく、使命感だけです。ただ、メルクがああいう発表をすると、厚労省も承認に向けて動きづらくなりますよ」
製薬会社がだめなら厚労省に頑張ってもらいたいところだが、花木氏も、
「厚労省は(モナシュ大学の)試験管試験の評価を国内の大学に依頼し、臨床レベルでは効果がないと判断しているようです」
元厚労省医系技官で医師の木村盛世氏が言う。
「日本はワクチンや薬の開発、供給、接種や投与は可能でも、大規模治験ができない。せっかく開発したものを実用化できず、海外で売ることもできない。新興感染症の流行を国家の危機と捉えていないのです」
やる気がないようだ。製薬会社の事情。欧米より1桁少ない感染者数で医療が逼迫する日本の「やる気のなさ」。二つがタッグを組めばなにも進まないのも、もっともな話である。むろん薬だから、安全性への冷静な評価は欠かせない。だが、効果のない緊急事態宣言で社会を破壊するよりも、手持ちの薬を増やす努力を優先すべきではないのか。
「週刊新潮」2021年3月25日号 掲載
新潮社
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厚生労働省と国立国際医療研究センターが率先して、『アビガン』の新型コロナへの薬事承認を妨害しています。
製薬会社とグルになって妨害工作をしている可能性が高くなっています。
『アビガン』や『トシリズマブ』、『オルベスコ』や『フサン』や『イベルメクチン』などは、別の病気では承認されている薬です。
新型コロナへの薬事承認が、これほどまでに手間取っており、どのように考えても妨害工作がされていることが理解できます。
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