
〒520-2153
滋賀県大津市一里山2丁目2-5 山中テナント1階
TEL:077-547-1300 / FAX:077-547-1301
クエスト不動産ブログ / Quest Blog.
弊社ブログ、社員ブログを更新公開しております

■ロシアの新型コロナ治療薬第一号はアビガンのジェネリック

公益財団法人 環日本海経済研究所 6月11日コラム
『ロシアの新型コロナ治療薬第一号はアビガンのジェネリック』
https://www.erina.or.jp/columns-today/139417/ >
~~
「ヒムラル」社とロシア直接投資基金が共同で出資する「クロミス」社が5月29日、抗ウイルス薬「アビファビル」(ファビピラビル)の認可を受けた。これは、日本の富士フィルムの「アビガン」のジェネリック薬だ。「クロミス」社は新型コロナウイルスへの効果に関する治験を行ってきた。
「クロミス」社はこのプロジェクト専用に設立された。Vademecumがヒムラルから受けた説明によると、ファビピラビルはずいぶん前から研究されてきたという。アレクサンドル・イワシチェンコ氏が4年前に分子を合成したが、当時は別の分子、ロシュ社(スイス)のタミフル(オセルタミビル)の新しい類似薬が選択された。その後、中国で、新型コロナウイルス感染症の治療にファビピラビルが有効だということになり、ヒムラルはロシア直接投資基金の支援でこの薬の治験の続行を決定。治験の第3段階は4月23日に始まった。
「クロミス」以外にも、「R-Farm」、「プロモメド」(サランスクの「ビオヒミコム」傘下)が自社のジェネリック薬を開発中だ。両社はそれぞれ5月20日と21日に治験の第3段階に入った。さらに、「R-Farm」のメインのオーナーであるアレクセイ・レピク氏はこれまでに、オリジナルの「アビガン」の登録をするつもりだった。アビガンの物質特許は昨年失効しており、中国の浙江海正薬業(Zhejiang Hisun Pharmaceutical)がファビピラビルのジェネリックを製造し、新型コロナウイルスに対する臨床試験が行われてきた。
ロシア保健省のコロナウイルス感染症治療・予防・診断に関する暫定的提言最新版のなかでは、ファビピラビルはウミフェノビル、レムデシビルと並び、治験中の薬剤とされている。
出所:GRLS(国家薬剤表)(VADEMECUM 5月30日)
~~
『アビガン』は特許が切れており、全世界で『アビガン』のジェネリック薬が製造されています。
現在、ロシアの『アビファビル』が、ロシア国内で新型コロナの暫定認証されており、ドンドン全世界に配られるようになっているのです。
日本では、『アビガン』発祥の地なのに、なかなか新型コロナで薬事承認されません。
新型コロナにおいて、耐性ウイルスができるワクチンに力を入れようとするのは、明らかに間違いです。
人の命がかかっているのに、どうなっているのでしょうか?
クエスト不動産経営管理(株) 石光良次