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「すべての怪しい利権が通じる先」は…? “安全・安心”の五輪は誰のためのものか

2021/06/14

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 -文春オンライン-  2021年6月8日記事

『「すべての怪しい利権が通じる先」は…? “安全・安心”の五輪は誰のためのものか』



https://news.yahoo.co.jp/articles/d63e3a0480f4d7d83eef0e671977b22bfd92ac70 >



竹中平蔵さんにSNSがザワザワしてます。たとえば次の記事。


『竹中平蔵氏が五輪強行姿勢で大ヒンシュク コロナ禍で悲痛な開催反対の声を「アホ」呼ばわり』(東スポWeb6月7日)


尾身茂会長(感染症対策分科会)の五輪開催「普通はない」について竹中氏が「座長の発言なんかひどいじゃないですか。だって別に分科会がオリンピックのことを決めるわけじゃないのに、明らかに越権」と読売テレビの番組で非難。開催反対の声が多いことに対して「世論は間違ってますよ。世論はしょっちゅう間違ってますから」とも。

いったい何があったのか。勝ち組の象徴である竹中平蔵先生からすればたしかに国民なんてアホの塊にみえるでしょうが、ちょっと心配。念のため竹中先生関連のここ最近の記事を調べてみた。

すると、

『パソナGが営業最高益に、65%増の175億円 21年5月期』(日本経済新聞4月13日)

 
ああ、安全・安心です。

竹中先生率いるパソナグループ、素晴らしい業績じゃありませんか。でもこれだけ儲かっているのに気苦労が多いのだろうか。



有償の五輪スタッフ、その「中抜き率」は驚異の…?
 

そういえばこんな記事があった。

『竹中平蔵率いるパソナ、五輪商法のカラクリ』(日刊スポーツ「政界地獄耳」6月4日)

おい、口が悪いぞ!

地獄耳が売りだからといってパソナを「五輪商法」だなんてけしからん。ちょっと読んでやる。

《首相・菅義偉のブレーンで、国家戦略特別区域諮問会議有識者議員、産業競争力会議有識者委員を務める。小泉内閣でも自分で決めて自らもうける方式だったが、その手法は今も健在だ。》

お国のために頑張っている人をそんな言い方するな!

だいたいパソナは東京五輪の人材派遣も頑張ってくれているんだぞ。

《有償の大会運営スタッフの準備業務ディレクターには1日35万円、管理費・経費を含めると日当42万円という計算になるという。ところがパソナが一般に募集をかけた際には時給1650円(深夜時間帯は125%の割増賃金)で日当約1万2000円というから人材派遣の業務といえども中抜き率は95%を超える。》

な、中抜き率95%? 「竹中平蔵」でいうなら「蔵」しか残らないではないか。中抜きのおかげで蔵が建つみたいで誤解を招く。



五輪関係の人材派遣を一手に引き受けるパソナ
 

5月26日の衆院文科委員会では「パートナー契約では人材派遣サービスはパソナにしか許されていない」と独占的契約も明らかに。パソナの大活躍は丸川五輪相も、国会も、人材派遣業をつかさどる厚労省もだんまり。

《つまり五輪さえ強硬に開催できれば、誰も悪くならない仕組みが完成する。》(政界地獄耳)

なるほど、東京五輪が中止になれば中抜きもできないからテレビ番組で尾身会長にイライラした説も成り立つ。

でも我らが竹中平蔵先生がそんな小さい理由で怒るわけない。こないだ話題になったアエラドットの『ワクチン大規模接種東京センターの予約システムに重大欠陥』(5月17日)の記事を思い出せ。次を読んで欲しい。

《防衛省ホームページに掲載されている予約システムの最下部にはシステムの運営会社として「マーソ株式会社」(Copyright © MRSO Inc. ALL RIGHTS RESERVED.)と記されていた。同社の経営顧問には菅首相の盟友、竹中平蔵氏が名を連ねていた。》

ほら見ろ、竹中平蔵先生は東京五輪だけで儲けているんじゃないんだ。他の国家プロジェクトにもちゃんと絡んでいるんです。安全・安心。



「すべての怪しい利権は竹中氏に通ず」
 

それだけじゃあない、3年前のこの記事も見てほしい。

『移民法、水道民営化…2つの悪法に共通する“竹中平蔵利権”』(日刊ゲンダイ2018年12月7日)

ゲンダイは記事の最後に〈すべての怪しい利権は竹中氏に通ず〉と書いている。ホントに口が悪すぎるよ。

〈加計問題でも明らかになったが、安倍首相の取り巻きが「有識者」として政府組織に潜り込んでボロ儲けする国家私物化システム〉とも。

せめてオリンピック風に爽やかにたとえてほしい。国絡みのおいしい話には「参加することに意義がある」と。安全・安心の竹中五輪なんですから。



党首討論に臨む菅首相は「朴訥」…?
 

さて今週水曜には菅首相が党首討論に臨む。もしかしたら盟友の竹中平蔵先生のことも聞かれるかもしれない。菅さん、討論なんて大丈夫だろうか。ふだんの会見でもちゃんと説明できないのに。

しかしこんな安全・安心の記事を見つけた。産経新聞(5月28日)は菅首相について解説。

《当初、朴訥な首相は国会答弁が不安視されたが、最近は予算委員会などで野党の追及に語気を強めて反論する場面も増えてきた。》

あれは単に質問に答えていない態度に見えたが「朴訥」だったのだ。安心した。

さらに注目はここ。

《首相側近は「1対1で相手を説得するのは得意だ」とも語る。》

いかがだろうか。「1対1で相手を説得する」という行間がとても意味ありげです。それは官僚とかNHKとかの場合じゃ…いえ何でもありません。




「どういう仕事をしているか承知していない」
 

しかし今回は国会という国民からも見える場所である。先ほどの首相を褒めた産経記事も「ただ、首相が防戦一方の展開となれば、逆にリーダーシップへの不安が広がりかねない」と最後に心配している。

そういえば昨年秋の国会では竹中平蔵先生のことを問われ「どういう仕事をしているか私は承知していない」と答弁してしまった菅首相。

竹中平蔵とはいったい何なのか?

あすの党首討論では菅首相の得意技「安全・安心」は出るのか。説明しないまま乗り切れるのか。説明しないまま五輪を守ることはできるのか。

ドキドキしながら“五輪観戦”したいと思います。


プチ鹿島



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全ての利権は、この人物と電通にたどり着きます。

超法規的上級国民であり、一部では総理大臣より上の位だと言われています。

この人物の悪口をSNSなどで書くと、アカウントを停止されたり、危険人物として特定されていた時期もありました。

規制改革や構造改革や働き方改革と言いながら、非正規雇用を増やし、格差を広げ、色々と大切なモノをぶっ壊しました。

これが、1%であるグローバリスト(新自由主義者)の手先です。

よく表に出て来て、好き放題なことが言えますね。




クエスト不動産経営管理(株) 石光良次


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