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新型コロナ変異株にもアビガンは有効②

2021/04/11

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 -デイリー新潮-  2021年4月3日記事

『コロナ変異株、ワクチンの有効性は? インフルと比較して変異しにくい特徴も』


https://news.yahoo.co.jp/articles/f9dc741ce154f4b47b70fc179a07f3eaad0fbe91  >



インフルより変異しにくい


すると、現在1都3県で感染者数が下げ止まり、全国でも増加に転じた県があるのは、変異株の流行と関係があるのだろうか。

「変異株の流行で下げ止まりの状態になっている可能性もあるでしょう」

と話すのは、免疫学やウイルス学を専門とする埼玉医科大学の松井政則准教授である。そして、

「下げ止まりの原因を解明することは最重要ポイントです。国民はこの1年、政府や自治体の要請に従ってきて、限界だという方もおられるでしょうから、政府や分科会にはぜひそこを解明してほしい」

と求める。すでに変異株が主流になった可能性も否定できない以上、急いで解明してほしいが、そもそも、なぜウイルスは変異するのか。松井准教授が続ける。

「新型コロナは風邪やインフルエンザ、HIVなどのウイルスと同じRNAウイルスで、ヒトの細胞に感染したあと、細胞内でウイルスの設計図であるRNAを転写、つまりコピーして増殖していく。その過程で起こるミスコピーが変異です。約3万の塩基配列から成っている、新型コロナのゲノムの配列が変わってしまうのです。一般に、ウイルスは私たちの免疫機構から逃れて生き残るために変異しますが、それはアトランダムに起き、感染しやすくなることもあれば、しにくくなることもあります」

一方、天然痘に代表されるDNAウイルスは、

「変異性が低い。だから5千万人の命を奪った天然痘も、ワクチンや免疫が備われば治るため、ジェンナーの種痘によって根絶することができたのです」

と、松井准教授。それにくらべれば、RNAウイルスは一般に変異しやすいが、新型コロナウイルスは、

「HIVやインフルエンザのウイルスほど、激しい変異はしない傾向にある」

というのである。

「理由は、ウイルス自身にRNAのミスコピーを校正する仕組みが備わっているから。一方、HIVは激しく変異を繰り返し、ヒトの免疫では追いつけないので、治すことも、ワクチンの開発もできていません。インフルエンザも高頻度で変異するため、変異を予測してもよいワクチンはなかなか作れず、毎年冬に流行します。A型、B型とはタイプの違いで変異ではありません。A型ならA型、B型ならB型のなかで変異が生じ、亜型が生まれる。それにくらべると、新型コロナは当初の武漢型から変異した欧米型のD614Gがいま従来型と呼ばれ、最近、英国株や南アフリカ株、ブラジル株などが出てきたわけで、その速度からも、HIVやインフルよりは変異しにくいと思います」

東京歯科大学市川総合病院の寺嶋毅教授も、

「新型コロナウイルスは遺伝情報の塩基が約3万個連なるうち、1年に平均24カ所、塩基の配列が変わって変異を起こします。しかし、それが必ずしも毒性や感染力に影響するわけでもありません。また変異速度はHIVウイルスの約3分の1、インフルエンザウイルスの約2分の1で、いくぶん緩慢と言えるでしょう」

と説明する。むろん、変異に対しては注視すべきだろうが、インフルエンザよりも変異しにくいのは、朗報ではないだろうか。

ここでそれぞれの変異株について、寺嶋教授に解説してもらおう。

「初期の患者が感染していた武漢型に対し、昨年2月下旬ごろ欧米型の変異株が生まれ、日本でも海外でも主流になった。いまでは従来型と呼ばれるこのウイルスは、表面のSタンパクがD614Gという変異をしています。新型コロナのSタンパクは約1270のアミノ酸配列から形成され、そのうち614番目のアスパラギン酸(D)がグリシン(G)に変わったという意味です。武漢型より増殖しやすいという報告はありますが、毒性が高まったというデータはありません」

では、欧米で蔓延し、日本でも広がっている英国株はどういうものか。

「これはN501Yという変異をしています。Sタンパクの501番目のアミノ酸がアスパラギン(N)からチロシン(Y)に変わって、Sタンパクが細胞の受容体ACE2に結合しやすくなっています。英国の報告で感染力が1・7倍というデータがあり、英国公衆衛生庁は論文で、死亡率が従来株の1・64倍になると発表しています。従来株より毒性が強くなった可能性も否定はできません。しかし、致死率は従来型の0・26%程度に対して0・41%ほど。高い値で推移しているわけではありません」


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『アビガン』は、「全てのRNAウイルスに有効である」と開発者の白木先生も言っています。

つまり、この作用機序から考えれば、新型コロナの変異株にも有効のはずです。

ワクチンは、新型コロナの変異株について、対応できているか疑問があります。


③に続く




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