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ファイザーの「9割」ワクチンはコロナ制圧の号砲か?⑤

2020/11/20

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 -JB press- 2020年11月11日記事

『ファイザーの「9割」ワクチンはコロナ制圧の号砲か』

https://news.yahoo.co.jp/articles/fcf11fff24c5beb3c12424070f2708ab08e35de3  >



■ 素地にあるのは膨大なSARS研究の積み重ね

こうした薬剤が着実に臨床試験に入っているのは、既存薬の転用である「リパーパス」が進んでいるのが大きい。開発されていたものを転用する動きだ。

そうした中で、新規のアイデアから創薬を試みる動きも出ているように見える。一般的に医薬品の開発では、基礎的な研究から承認に至るまでは10年から18年程度がかかるとされ、低分子医薬品は10万の候補化合物から承認に至るのは5つしかない。それからすれば、現在の新型コロナウイルス感染症の開発は進捗が良いように見える。これは生物学的な基盤の上に開発が進むバイオ医薬が多いこともあるが、他にも理由があると考えている。

その背景にあるのは、研究の蓄積がもともとあったためだ。コロナウイルスの研究自体は1960年代から始まっており、2002年のSARSの発生から、着実に研究は進められていた。2019年11月の新型コロナウイルス発生前までの18年間で、簡単に検索しただけでSARS薬剤研究の論文は1813件も出ていた。SARS出現以前にもコロナウイルス薬剤研究は351件ある。

過去の膨大な研究者の努力によって、今の緊急対応は可能になっている。科学研究はいつ何時必要となるか、事前にはなかなか見えない。平時の備えの重要性をこうしたところから感じることもできる。 


【参考文献】

●ClinicalTrials.gov

●PFIZER AND BIONTECH ANNOUNCE VACCINE CANDIDATE AGAINST COVID-19 ACHIEVED SUCCESS IN FIRST INTERIM ANALYSIS FROM PHASE 3 STUDY

●Wiersinga WJ, Rhodes A, Cheng AC, Peacock SJ, Prescott HC. Pathophysiology, Transmission, Diagnosis, and Treatment of Coronavirus Disease 2019 (COVID-19): A Review. JAMA. 2020;324(8):782–793. doi:10.1001/jama.2020.12839

●国立研究開発法人日本医療研究開発機構

●コロナ退治に光明、世界で進む治療薬候補を徹底解説

●集団免疫の獲得と経済重視に舵を切りつつある米国

●小野薬品、「オプジーボ」に続く2匹目のドジョウ

●コロナ銘柄、テラの株価爆騰を支える細胞医療とは


星 良孝



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残念ながらSARSのワクチンも完成させられていません。

効果の持続と副反応が問題となります。

通常なら、10年や15年かかるワクチンが、1年で完成するのでしょうか?



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